EmacsclientとGvimをコンテキストメニューに登録

サクラエディタではインストール時にコンテキストメニューに「SAKURAで開く」というオプションを付けることができます.
それと同じことをEmacsclientとGvimでもやろうというわけです.実はちょこちょこレジストリ弄るだけでできてしまいます.

注意

レジストリを弄るのは割と危険を伴いますので,「システムの復元」を使って復元ポイントの作成を行っておいてください.
動作がおかしいと感じたらさっさと復元しましょう.

Emacsclientを登録

まずはregedit.exeを開きまして,HKEY_CLASSES_ROOT\*\shellにキーを作成します.
名前は何でもかまいませんが,ここではemacsとしておきます.

このキーの既定値に「Emacsclientで開く」とでも書きましょう.
既定値がコンテキストメニューに表示する文字列となります.(もちろん「」は値の中には書かなくていいですよ.)

次に先程作成したキーの直下にさらにcommandという名前のキーを作成します.
つまり,HKEY_CLASSES_ROOT\*\shell\emacs\commandを作成します.(このcommandという名前は何でもいいわけではありませんのでご注意を)
そして,commandの既定値として以下を登録します.

  1. "\emacsclientw.exe" "%1"

下のスクリーンショットは私のHKEY_CLASSES_ROOT\*\shell\emacs\commandの既定値です.
EmacsをC:\installに配置しているためこうなってます.

Gvimを登録

Emacsclientを登録する時とほとんどかわりません.
HKEY_CLASSES_ROOT\*\shell\を作成して既定値を登録します.
そして,HKEY_CLASSES_ROOT\*\shell\\commandを作成し,既定値として,"" "%1"を登録します.

%1って何?

ここに選択されたファイルのパスが入るのです.Windowsですので当然ダブルクオーテーションで囲っておきましょう.